“或朝”の読み方と例文
読み方割合
あるあさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、或朝(あるあさ)早(はや)く非常(ひじやう)に興奮(こうふん)した樣子(やうす)で、眞赤(まつか)な顏(かほ)をし、髮(かみ)も茫々(ばう/\)として宿(やど)に歸(かへ)つて來(き)た。而(さう)して何(なに)か獨語(ひとりごと)しながら、室内(しつない)を隅(すみ)から隅(すみ)へと急(いそ)いで歩(ある)く。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
雲飛(うんぴ)は石を奪(うば)はれて落膽(らくたん)し、其後は家(うち)に閉籠(とぢこも)つて外出しなかつたが、石(いし)が河(かは)に落(おち)て行衞(ゆくへ)不明(ふめい)になつたことを傳(つた)へ聞(き)き、或朝(あるあさ)早(はや)く家を出で石の落(お)ちた跡(あと)を弔(とむら)ふべく橋上(けうじやう)に立(たつ)て下を見ると、河水(かすゐ)清徹(せいてつ)
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
或朝(あるあさ)洞穴(ほらあな)から子供の狐が出ようとしましたが
手袋を買いに (新字新仮名) / 新美南吉(著)