“孝心”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かうしん71.4%
こうしん28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以て親と思ふの孝心(かうしん)一途(づ)に潔(いさぎ)よく母に暇乞(いとまごひ)なし五兩の金を路用にと懷中して其夜は十三里(り)淀川(よどがは)の船に打乘(うちのり)一日も早くと江戸へぞ下(くだ)りける
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
弥左ヱ門が雪頽(なだれ)に熊を得たるは金一釜(きんいつふ)を掘得(ほりえ)たる孝子(かうし)にも比(ひ)すべく、年頃(としごろ)の孝心(かうしん)を天(てん)のあはれみ玉ひしならんと人々賞(しやう)しけりと友人(いうじん)谷鴬翁(こくあうをう)がかたりき。
為朝(ためとも)は力(ちから)が強(つよ)いばかりでなく、おとうさんに孝心(こうしん)ぶかいと同様(どうよう)、だれに向(む)かっても情(なさ)けぶかい、心(こころ)のやさしい人でしたから、三年(ねん)いるうちにこんなに大勢(おおぜい)の人から慕(した)われて
鎮西八郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
翌日(よくじつ)、真吉(しんきち)は、東京(とうきょう)へ着(つ)くと、すぐにお店(みせ)に帰(かえ)って、昨日(きのう)からのことを正直(しょうじき)に主人(しゅじん)に話(はな)しますと、主人(しゅじん)は、真吉(しんきち)の孝心(こうしん)の深(ふか)いのに感歎(かんたん)しましたが、感情(かんじょう)に委(まか)せて、考(かんが)えなしのことをしてはならぬと
真吉とお母さん (新字新仮名) / 小川未明(著)