“凝塊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かたまり60.0%
しこり20.0%
ぎょうかい10.0%
こりかたま10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現在(げんざい)の私(わたくし)とて、まだまだ一向(こう)駄眼(だめ)でございますが、帰幽当座(きゆうとうざ)の私(わたくし)などはまるで醜(みに)くい執着(しゅうじゃく)の凝塊(かたまり)、只今(ただいま)想(おも)い出(だ)しても顔(かお)が赭(あか)らんで了(しま)います……。
彼(かれ)は繩(なは)を綯(な)ふにも草鞋(わらぢ)を作(つく)るにも、其(それ)が或(ある)凝塊(しこり)が凡(すべ)ての筋肉(きんにく)の作用(さよう)を阻害(そがい)して居(ゐ)るやうで各部(かくぶ)に疼痛(とうつう)をさへ感(かん)ずるのであつた。器用(きよう)な彼(かれ)の手先(てさき)が彼自身(かれじしん)の物(もの)ではなくなつた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
疣というのは辞書を引くと、『皮膚上に、筋肉の凝塊(ぎょうかい)をなして、飯粒ぐらいの大きさに凸起せるもの』とありますが、野呂のは飯粒よりももっと大きい。ゆで小豆(あずき)ぐらいは充分にあります。
ボロ家の春秋 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
分(うつ)し願は輕羅(うすもの)と成て君が細腰(こし)にまつはりたしなどと凝塊(こりかたま)り養父五兵衞が病氣にて見世へ出(いで)ぬを幸ひに若い者等を欺(だま)しては日毎(ひごと)夜毎に通ひ詰(つめ)邂逅(たまさか)宅(うち)に寢(ねる)夜(よ)には外を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)