“五階”の読み方と例文
読み方割合
ごかい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌朝(あけのあさ)、棟(むね)の雲(くも)の切(き)れ間(ま)を仰(あふ)いで、勇(いさ)ましく天守(てんしゆ)に昇(のぼ)ると、四階目(しかいめ)を上切(のぼりき)つた、五階(ごかい)の口(くち)で、フト暗(くら)い中(なか)に、金色(こんじき)の光(ひかり)を放(はな)つ、爛々(らん/\)たる眼(まなこ)を見(み)た
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
声(こゑ)が籠(こも)つて空(そら)へ響(ひゞ)くか、天井(てんじやう)の上(うへ)——五階(ごかい)のあたりで、多人数(たにんずう)のわや/\もの言(い)ふ声(こゑ)を聞(き)きながら、積日(せきじつ)の辛労(しんらう)と安心(あんしん)した気抜(きぬ)けの所為(せゐ)で、其(その)まゝ前後不覚(ぜんごふかく)と成(な)つた。……
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
天守(てんしゆ)の五階(ごかい)から城趾(しろあと)へ飛下(とびお)りて帰(かへ)らう! 其(そ)の意気込(いきご)みで出懸(でか)けたんだ、実際(じつさい)だよ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)