“一釜”の読み方と例文
読み方割合
ひとかま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
菜(な)が洗(あら)ひ畢(をは)つた時(とき)枯葉(かれは)の多(おほ)いやうなのは皆(みな)釜(かま)で茹(ゆ)でゝ後(うしろ)の林(はやし)の楢(なら)の幹(みき)へ繩(なは)を渡(わた)して干菜(ほしな)に掛(か)けた。自分等(じぶんら)の晝餐(ひる)の菜(さい)にも一釜(ひとかま)茹(ゆ)でた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
よろこんだのは金兵衛で「こいつを香具師(やし)に売ってやろう。うん、一釜(ひとかま)起こせるかもしれねえ」壺を抱えて山を下った。
大捕物仙人壺 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そしてそっぽを向いて(これからは、何(なん)でも世界一主義で行って一釜(ひとかま)起すんだ)と呟(つぶや)いた。