“鷺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さぎ99.1%
わし0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鷺(さぎ)なりと僞(いつは)り喰(くは)せ我を癩病(らいびやう)になし妻子親族に疎(うと)ませたり故に餘儀なく我古郷を立去て原の白隱禪師(はくいんぜんし)の御弟子となり日毎に禪道(ぜんだう)の教化(けうげ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
片足(かたあし)は、水(みづ)の落口(おちくち)に瀬(せ)を搦(から)めて、蘆(あし)のそよぐが如(ごと)く、片足(かたあし)は鷺(さぎ)の眠(ねむ)つたやうに見(み)える。……堰(せき)の上(かみ)の水(みづ)は一際(ひときは)青(あを)く澄(す)んで靜(しづか)である。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
粗野な窮惜大(きゅうそだい)として終始し、——梳(くしけ)ずらぬ獅子の髪、烱々(けいけい)たる鷺(わし)の眼、伸び放題の不精髯(ぶしょうひげ)、衣嚢(かくし)一杯に物を詰めて、裏返しになった上着、底の傷(いた)んだ靴(くつ)——そういった姿でウィーンの内外を横行し
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂、野村あらえびす(著)