“野道”の読み方と例文
読み方割合
のみち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勇吉(ゆうきち)は、暗(くら)い野道(のみち)を提燈(ちょうちん)の火(ひ)を頼(たよ)りに、町(まち)へ向(む)かって、小(ちい)さな足(あし)で、急(いそ)ぎますと、冷(つめ)たい雪(ゆき)が顔(かお)にかかり、またえりもとへ入(はい)り込(こ)みました。
一粒の真珠 (新字新仮名) / 小川未明(著)
世(よ)にたのまれぬを男心(をとこごゝろ)といふ、それよ秋(あき)の空(そら)の夕日(ゆふひ)にはかに掻(か)きくもりて、傘(かさ)なき野道(のみち)に横(よこ)しぶきの難義(なんぎ)さ、出(で)あひし物(もの)はみな其樣(そのやう)に申(まを)せども是(こ)れみな時(とき)のはづみぞかし
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
持(もつ)て野道(のみち)山路(やまみち)は云も更なり都合(つがふ)に因(より)ては朝(あさ)は星(ほし)を戴(いたゞ)き暮(くれ)には月を踏(ふん)で旅行(りよかう)なす事往々(まゝ)あるにより先生を頼(たの)み劔術を學(まな)びなば道中爲(する)にも心強く且(かつ)賊難(ぞくなん)を防(ふせ)ぐ一端共成事なれば此趣きを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)