“野寺”の読み方と例文
読み方割合
のでら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と言(い)ふ。其処(そこ)で、野寺(のでら)の観音堂(くわんおんだう)の拝殿(はいでん)へ上(あが)り、其方(そなた)盲人(まうじん)にて角觝(すまう)は成(な)るまじ、腕(うで)おしか頭(あたま)はりくらか此(こ)の二(ふた)つの中(うち)にせむ。
怪力 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
扶、隆、繁たちの常陸源氏の兵は、ここから半里ほど東の野寺(のでら)に陣していることが分った。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
越中(ゑつちう)つく/″\聞(き)いて、見(み)かけは弁慶(べんけい)とも言(い)ふべき人柄(ひとがら)なれども心(こゝろ)だての殊勝(しゆしよう)さは、喜撰法師(きせんはふし)にも劣(おと)るまじと誉(ほ)め、それより道(みち)づれして、野寺(のでら)の観音堂(くわんおんだう)へ近(ちか)くなりて、座頭(ざとう)傍(かたはら)の石(いし)に躓(つまづ)きて
怪力 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)