“醜(わ)” の例文
桂次は東京に見てさへ醜(わ)るい方では無いに、大藤村の光る君歸郷といふ事にならば、機場(はたば)の女が白粉のぬりかた思はれると此處にての取沙汰、容貌(きりやう)のわるい妻を持つぐらゐ我慢もなる筈
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
すて筆ながく引いて見ともなかりしか可笑(をか)し、桂次は東京に見てさへ醜(わ)るい方では無いに、大藤村の光(ひか)る君(きみ)帰郷といふ事にならば、機場(はたば)の女が白粉のぬりかた思はれると此処にての取沙汰
ゆく雲 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
すて筆(ふで)ながく引(ひ)いて見(み)ともなかりしか可笑(をか)し、桂次(けいじ)は東京(とうきやう)に見(み)てさへ醜(わ)るい方(はう)では無(な)いに、大藤村(おほふぢむら)の光(ひか)る君(きみ)歸郷(きゝよう)といふ事(こと)にならば、機塲(はたば)の女(をんな)が白粉(おしろい)のぬりかた思(おも)はれると此處(こゝ)にての取沙汰(とりさた)
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)