“赤々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あかあか78.9%
あか/\21.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある日(ひ)、つばめは、カンナの花(はな)や、さるすべりの花(はな)が、赤々(あかあか)と咲(さ)いている、公園(こうえん)を飛(と)んでいて、ふと魚(うお)たちのことを思(おも)い出(だ)しました。
つばめと魚 (新字新仮名) / 小川未明(著)
灯(ひ)のついていない部屋(へや)は暗(くら)かった。ただ赤々(あかあか)とさかんに燃(も)えている暖炉(だんろ)の火が、あたりをぼんやりと照らしだしていた。
こゝに、おみき所(じよ)と言(い)ふのに、三寶(さんぱう)を供(そな)へ、樽(たる)を据(す)ゑ、緋(ひ)の毛氈(まうせん)に青竹(あをだけ)の埒(らち)、高張提灯(たかはりぢやうちん)、弓張(ゆみはり)をおし重(かさ)ねて、積上(つみあ)げたほど赤々(あか/\)と、暑(あつ)くたつて構(かま)はない。
祭のこと (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
爺(ぢい)やは山(やま)から伐(き)つて來(き)た木(き)を木小屋(きごや)にしまつて置(お)いて、焚(たき)つけにする松葉(まつば)もしまつて置(お)いて、要(い)るだけづゝお家(うち)の爐邊(ろばた)へ運(はこ)びました。赤々(あか/\)とした火(ひ)が毎日(まいにち)爐邊(ろばた)で燃(も)えました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)