“公園”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうえん47.1%
こうゑん26.5%
パアク5.9%
パルク5.9%
そのふ2.9%
ガーデン2.9%
ジャルタン2.9%
ジャルダン2.9%
パーク2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある日(ひ)、つばめは、カンナの花(はな)や、さるすべりの花(はな)が、赤々(あかあか)と咲(さ)いている、公園(こうえん)を飛(と)んでいて、ふと魚(うお)たちのことを思(おも)い出(だ)しました。
つばめと魚 (新字新仮名) / 小川未明(著)
川沿(かはぞひ)の公園(こうゑん)の真暗(まつくら)な入口(いりぐち)あたりから吾妻橋(あづまばし)の橋(はし)だもと。電車通(でんしやどほり)でありながら早(はや)くから店(みせ)の戸(と)を閉(し)める鼻緒屋(はなをや)の立(た)ちつゞく軒下(のきした)。
吾妻橋 (新字旧仮名) / 永井荷風、永井壮吉(著)
況(いわ)んや、名誉に関する言議に、覆面の偽人は戒心を要する。さり乍(なが)ら、英人と雖(いえど)も、ハイド公園(パアク)の散策に
青バスの女 (新字新仮名) / 辰野九紫(著)
だから、凱旋門からAVEドュ・ワグラム、公園(パルク)モンソウからオペラ座、伊太利街(デジテリエン)から——ま、どこでもいいや。
くもり日の光やすらふほとり朱き葉は走る上野の公園(そのふ)
抒情小曲集:04 抒情小曲集 (新字旧仮名) / 室生犀星(著)
大公園の中でも伸子たちのいるホテルに近い一廓はケンシントン公園(ガーデン)とよばれて、きれいな芝生の上に、華やかな縞の日除傘をひろげた喫茶店があった。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
キャジノの正面の階段を下りると、芝生と椰子と月夜の公園(ジャルタン)が一面にゆるい登りになっています。そのオテル・ドュ・パリヘ近いほうの角に、人影が固まっていました。何か罵(ののし)るような声も聞えます。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
そしてこの黄瑪瑙(きめのう)の巻煙草(シガレット)パイプのように粋(シック)なランチャが、これから三週間私たちの自用車としてモンテ・カアロ公園(ジャルダン)の小径(こみち)に park されるであろうし
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
彼は漫然と万年筆を手にしたまま、不動の滝(たき)だの、ルナ公園(パーク)だのと、山里に似合わない変な題を付けた地方的の景色をぼんやり眺めた。それからまた印気(インキ)を走らせた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)