“訊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
き66.3%
たず23.4%
ただ4.6%
たづ4.3%
たゞ0.5%
と0.5%
きい0.1%
きく0.1%
ぎ0.1%
む0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ドウいう人かと訊(き)くと、それより数日前、突然依田学海(よだがっかい)翁を尋ねて来た書生があって、小説を作ったから序文を書いてくれといった。
露伴の出世咄 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
走行中に不意に背後から、今何粁(キロ)か、と訊(たず)ねても容易に答えられない。暫(しばら)くは線路の砂利の色や、遠景の動くさまに見入ってしまう。
父がここへ来たのは丁度(ちょうど)幸いである。市郎は彼(か)の𤢖に就(つい)て父の意見を訊(ただ)すべく待ち構えていた。が、父の話は其(そ)んな問題で無かった。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「エアさんはそこにゐますか。」と主人(あるじ)は、半分席から立上つて、入口の方を見まはしながら訊(たづ)ねた。私は扉(ドア)の傍にまだ立つてゐた。
どうしても云はなけれや、あたしは、お前をかへす前に、旦那様と、是守とに、事実を訊(たゞ)してみるから……。
秘密の代償 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
こゝにも亦た因果の道法を隠微の中(うち)に示顕して至妙に達せり。月水の絶たるは、仙童に訊(と)ふまでもなく懐胎の徴(しるし)なり。
『房(ふさ)、奥様(おくさん)の出る時何とか言つたかい。』と佐山銀之助(さやまぎんのすけ)は茶の間に入(はひ)ると直(す)ぐ訊(きい)た。
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
と訊(きく)や、直(す)ぐ現はれたのが静(しづ)であつた。
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
ちよつとお訊(ぎ)ぎ申しあんす
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
と訊(む)いた。武は
田七郎 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)