“而(さ)” の例文
なぜなれば真の貴女(きぢよ)は是(これ)等多数の低級なる而(さ)うして美質に満ちた婦人の間から将来益(ます/\)発生する事を期待するからである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
而(さ)うして他(た)の小(ちひ)さな子供等(こどもたち)を集(あつ)めて、これらの不思議(ふしぎ)な世界(せかい)の夢(ゆめ)の面白(おもしろ)い話(はな)しをしたなら、自分(じぶん)の過(す)ぎ來(こ)し夏(なつ)の日(ひ)の想出(おもひで)の如何(いか)ばかり、多(おほ)くの子供(こども)を喜(よろこ)ばすことだらうかと思(おも)ひ
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
而(さ)うして、其れは決して不可能で無い許(ばか)りか、自分は欧洲へ来て見て、初めて日本の女の美が世界に出して優勝の位地を占め得(う)ることの有望な事を知つた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
モリエエルは一作毎(ごと)に世界の人を喜ばせ、而(さ)うして世界の偉大なる詩人と成つた。アルマン、お前さんは何だ、其(その)偉大なる天才の妻であると云ふ光栄を忘れはしまいね。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)