“絲”のいろいろな読み方と例文
新字:糸
読み方割合
いと97.1%
ふれいいとをうつ2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小賊(せいぞく)肯(き)かずして、則(すなは)ち刀(かたな)を執(と)つて其(そ)の指(ゆび)を切(き)つて珠(たま)を盜(ぬす)むや、指(ゆび)より紅(くれなゐ)の血(ち)衝(つ)と絲(いと)の如(ごと)く迸(ほとばし)りぬ。頭領(とうりやう)面(おもて)を背(そむ)けて曰(いは)く、於戲痛哉(あゝいたましいかな)。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
其(その)車(くるま)の輻(や)は手長蜘蛛(てながぐも)の脛(すね)、天蓋(てんがい)は蝗蟲(いなご)の翼(はね)、※(むながい)は姫蜘蛛(ひめぐも)の絲(いと)、頸輪(くびわ)は水(みづ)のやうな月(つき)の光線(ひかり)、鞭(むち)は蟋蟀(こほろぎ)の骨(ほね)、其(その)革紐(かはひも)は豆(まめ)の薄膜(うすかは)
単なる機智の話では、例の実母(じつぼ)裁判などいろいろあるが、原始法医学としては、私は「張挙豬灰(ちょうきょちょかい)」と「傳令鞭レ絲(ふれいいとをうつ)」
探偵小説の「謎」 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)