“竝立”の読み方と例文
新字:並立
読み方割合
へいりつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一段はほぼ五十センチほどの厚さがあり、段と段のあいだは隙間になって、枯れた古い芦(あし)の幹が支柱のように竝立(へいりつ)している。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
先(ま)づ頂上(ちようじよう)から絶(た)えず噴(ふ)き出(だ)す蒸氣(じようき)や火山灰(かざんばひ)によつて直(す)ぐにそれがヴェスヴィオなることが氣(き)づかれるが、それと同時(どうじ)に今一(いまひと)つ左方(さほう)に竝立(へいりつ)して見(み)える尖(とが)つた山(やま)を見落(みおと)してはならぬ。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
今や時勢一變(ぺん)して舊規(きうき)を墨守(ぼくしゆ)す可らず、宜しく政權(けん)を王室に還し、以て萬國竝立(へいりつ)の基礎(きそ)を建つべし。其れ則ち當今の急務(きふむ)にして、而て容堂の至願(しぐわん)なり。幕(ばく)下の賢(けん)なる、必之を察(さつ)するあらんと。