“歎美”の読み方と例文
読み方割合
たんび100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隋(ずゐ)の文帝(ぶんてい)の宮中(きうちう)には、桃花(たうくわ)の粧(よそほひ)あり。其(そ)の趣(おもむき)相似(あひに)たるもの也(なり)。皆(みな)色(いろ)を衒(てら)ひ寵(ちよう)を售(う)りて、君(きみ)が意(こゝろ)を傾(かたむ)けんとする所以(ゆゑん)、敢(あへ)て歎美(たんび)すべきにあらずと雖(いへど)も、然(しか)れども其(そ)の志(こゝろざし)や可憐也(かれんなり)。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
燕王をして、丘将軍の功は我之(これ)を知る、と歎美(たんび)せしむるに至る。故に王の功臣を賞するに及びて、福其(その)首(しゅ)たり、淇国公(きこくこう)に封(ほう)ぜらる。其(その)他(た)将士の鷙悍驁雄(しかんごうゆう)の者も、亦(また)甚(はなは)だ少(すくな)からず。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)