“支流”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しりう25.0%
わかれ25.0%
えだがわ12.5%
しりゅう12.5%
ながれ12.5%
よこ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時(とき)は冬(ふゆ)の初(はじめ)で、霜(しも)が少(すこ)し降(ふ)つてゐる。椒江(せうこう)の支流(しりう)で、始豐溪(しほうけい)と云(い)ふ川(かは)の左岸(さがん)を迂囘(うくわい)しつつ北(きた)へ進(すゝ)んで行(ゆ)く。初(はじ)め陰(くも)つてゐた空(そら)がやうやう晴(は)れて、蒼白(あをじろ)い日(ひ)が岸(きし)の紅葉(もみぢ)を照(てら)してゐる。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
その構外(かまえそと)の石垣に添(つい)て突当りました処が袋町(ふくろまち)です。それはだらだら下りの坂になった町で、浅間の方から流れて来る河の支流(わかれ)が浅く町中を通っております。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
此処には利根川の支流(えだがわ)があり、其の河辺(かわべり)に松の木が五六本生えて居りまして、用水が流れて居り。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
その谷川の早い瀬(せ)の末(すえ)がロアール川の支流(しりゅう)の一つへ流れこんで行く、その岸の小さな家で、わたしは子どもの時代を送った。
この支流(ながれ)を前に控えて、土塀(どべい)から柿の枝の垂下っている家が、私共の尋ねて参りました荒井様でした。見付(みつき)は小諸風の門構でも、内へ入れば新しい格子作(こうしづくり)で、二階建の閑静な御住居(すまい)でした。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
間違いッこあるもんですか。……なにしろ、勅願のご代参だッてんで、途々(みちみち)の露払いもえらい騒ぎで、見事な勅使仕立て船で、黄河(こうが)から支流(よこ)の渭河(いが)へ入り、ずッと華州へ下って来るそうで
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)