“拔出”のいろいろな読み方と例文
新字:抜出
読み方割合
ぬけい45.5%
ぬけだ36.4%
ぬけいだ9.1%
ぬけで9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼(かれ)は起上(おきあが)つて聲限(こゑかぎ)りに※(さけ)び、而(さう)して此(こゝ)より拔出(ぬけい)でて、ニキタを眞先(まつさき)に、ハヾトフ、會計(くわいけい)、代診(だいしん)を鏖殺(みなごろし)にして、自分(じぶん)も續(つゞ)いて自殺(じさつ)して終(しま)はうと思(おも)ふた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
と、時々(とき/″\)その中(なか)から、黒(くろ)く拔出(ぬけだ)して、跫音(あしおと)を沈(しづ)めて來(き)て、門(かど)を通(とほ)りすぎるかとすれば、閃々(きら/\)と薄(すゝき)のやうなものが光(ひか)つて消(き)える。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
拔出(ぬけいだ)し麹町三丁目へ到り其所(そこ)か此所かと尋ぬるうちに門札(かどふだ)に村井と表名(へうめい)の有りければ心嬉(こゝろうれ)しく爰が長庵の宅(たく)にて小夜衣は嘸(さぞ)待詫(まちわび)つらんと玄關形(げんくわんかた)ちの履脱(くつぬぎ)へ立入て案内を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
耳鉗(みゝわ)、腕釧(うでわ)も細(ほそ)い姿(すがた)に、拔出(ぬけで)るらしく鏘々(しやう/\)として……あの、さら/\と歩行(ある)く。
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)