“惡體”の読み方と例文
新字:悪体
読み方割合
あくたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さつきから奧で聞いてゐりやあ、手前たちは兄弟揃つて、よくも口から出放題の惡體(あくたい)もくたいを列(なら)べ立てやあがつたな。
権三と助十 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
其上(そのうへ)に腹(はら)を立(た)つと直(す)ぐに、此(こ)の野郎(やらう)、此(こ)の大馬鹿(おほばか)と惡體(あくたい)が初(はじ)まるので、是等(これら)は大地主(おほぢぬし)の癖(くせ)であるが、餘(あま)り感心(かんしん)した風(ふう)では無(な)い、とドクトルも思(おも)ふたのであつた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
客等(きやくら)が立去(たちさ)つてからも、彼(かれ)は一人(ひとり)で未(ま)だ少時(しばらく)惡體(あくたい)を吻(つ)いてゐる。然(しか)し段々(だん/\)と落着(おちつ)くに隨(したが)つて、有繋(さすが)にミハイル、アウエリヤヌヰチに對(たい)しては氣(き)の毒(どく)で、定(さだ)めし恥入(はぢい)つてゐる事(こと)だらうと思(おも)へば。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)