“思(ま)” の例文
うむ、畑(はたき)や深(ふか)くなくつちや收穫(と)んねえものよそら、俺(お)らあ壯(さかり)の頃(ころ)にや此間(こねえだ)のやうに淺(あさ)く耕(うな)あもんだた思(ま)あねえのがんだから、現在(いま)ぢやはあ、悉皆(みんな)利口(りこう)んなつてつから俺(お)らがにや分(わか)んねえが
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
俺(お)れがにやえゝんだよ、隨分(ずゐぶん)辛(つれ)え目(め)に逢(あ)つたから、お袋(ふくろ)こと思(ま)あねえこたねえが、悉皆(みんな)揶揄(からけ)え/\したからそんでさうだこといふやうん成(な)つたんだな、有繋(まさか)あれだつて困(こま)つちや居(ゐ)んだから
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)