“御勢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おんぜい25.0%
おせい25.0%
おんいきほひ25.0%
おんせい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御勢(おんぜい)の利は、一刻もはやく、同所の北寄りに散在する高地、名島(なしま)、松ヶ崎、陣ノ腰などを占めて、敵に先(さき)んずることにあるかと存ぜられる
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「そら梳手(すきて)の御勢(おせい)ですよ。昔し健ちゃんの遊(あす)びに来る時分、よくいたじゃありませんか、宅に」
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「いや、何(なん)とも何(なん)とも。今日(こんにち)の閣下(かくか)の昇天(しようてん)の御勢(おんいきほひ)にはわたくし共(ども)まるで木(こ)つ葉(ぱ)微塵(みぢん)の有樣(ありさま)でございましたな。」
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
某(それがし)に一萬の御勢(おんせい)をお附け下さりませ、憚(はゞか)りながら先を懸け奉り、一合戦して忠勤を抽(ぬき)んでましょうと、頼もしげに云った。
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)