“坐(か)” の例文
彼(かれ)は昼(ひる)には室内(しつない)を窓(まど)から窓(まど)に往来(おうらい)し、或(あるい)はトルコ風(ふう)に寐台(ねだい)に趺(あぐら)を坐(か)いて、山雀(やまがら)のように止(と)め度(ど)もなく囀(さえず)り、小声(こごえ)で歌(うた)い、ヒヒヒと頓興(とんきょう)に笑(わら)い出(だ)したりしているが、夜(よる)に祈祷(きとう)をする時(とき)でも
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
彼(かれ)は晝(ひる)には室内(しつない)を窓(まど)から窓(まど)に往來(わうらい)し、或(あるひ)はトルコ風(ふう)に寐臺(ねだい)に趺(あぐら)を坐(か)いて、山雀(やまがら)のやうに止(と)め度(ど)もなく囀(さへづ)り、小聲(こゞゑ)で歌(うた)ひ、ヒヽヽと頓興(とんきよう)に笑(わら)ひ出(だ)したり爲(し)てゐるが、夜(よる)に祈祷(きたう)をする時(とき)でも、猶且(やはり)元氣(げんき)で
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)