“問(ど)” の例文
秋萩を妻問(ど)ふ鹿(か)こそ、一子(ひとりご)に子持(も)たりといへ、鹿児(かこ)じもの吾が独子(ひとりご)の、草枕旅にし行けば、竹珠(たかだま)を繁(しじ)に貫(ぬ)き垂り、斎戸(いはひべ)に木綿(ゆふ)取(と)り垂(し)でて、斎(いは)ひつつ吾が思ふ吾子(あこ)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
と、うら問(ど)ひつゝ、妙(めう)な事(こと)を云(い)ふぞと思(おも)ふと、うつかりして居(ゐ)たのが、また悚然(ぞつ)とする……
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)