“口頭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くちさき60.0%
こうとう30.0%
くちもと10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
口頭(くちさき)ですっかり悟(さと)ったようなことを申(もう)すのは何(なん)でもありませぬが、実地(じっち)に当(あた)って見(み)ると思(おも)いの外(ほか)に心(こころ)の垢(あか)の多(おお)いのが人間(にんげん)の常(つね)でございます。
口頭(こうとう)をもって、わたしの母は力の及(およ)ぶ限りいつ何時(なんどき)でも奥様(おくさま)のお役に立ちたいと存じている旨(むね)を述べ、十二時過ぎに御光来(ごこうらい)をお待ちすると伝えるように言いつけた。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
忽然(こつぜん)として眼が嬉しそうに光り出すかと思う間に、見る見る耐(こら)えようにも耐え切れなさそうな微笑が口頭(くちもと)に浮び出て、頬(ほお)さえいつしか紅(べに)を潮(さ)す。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)