“千”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せん63.6%
ち27.3%
ぜん3.0%
ちゞ3.0%
百3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道子(みちこ)は一晩(ひとばん)稼(かせ)げば最低(さいてい)千(せん)五六百円(ぴやくゑん)になる身体(からだ)。墓石(ぼせき)の代金(だいきん)くらい更(さら)に驚(おどろ)くところではない。冬(ふゆ)の外套(ぐわいたう)を買(か)ふよりも訳(わけ)はない話(はなし)だと思(おも)つた。
吾妻橋 (新字旧仮名) / 永井荷風、永井壮吉(著)
わたつみの海の千(ち)ひろの底にしておのずからわが身にふさえる家をもち、ほどよい青の光の国に、あるいは螺鈿(らでん)の穹窿(きゅうりゅう)のしたに、またはひとつ柱の迷宮のうちに
小品四つ (新字新仮名) / 中勘助(著)
火星(くわせい)が地球(ちきう)に一ばん近いときでも 年(とし)によつて違(ちが)ふが 三千(ぜん)五百万哩(ひやくまんまいる)もある
我は千(ちゞ)の燈火(ともしび)の上に一の日輪ありてかれらをこと/″\く燃(もや)し、その状(さま)わが日輪の、星におけるに似たるを見たり 二八—三〇
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
およそ五、六千(百)の天幕はありましたろう。そのうちにも国王及び王妃(おうひ)の居らるる所はなかなか立派なもので、それに相応して大臣方の居らるる立派な天幕も沢山あります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)