“別家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
べつけ60.0%
べっけ40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
他人(たにん)が聞(き)けば適當(てきたう)の評(ひやう)といはれやせん別家(べつけ)も同(おな)じき新田(につた)にまで計(はか)らるゝ程(ほど)の油斷(ゆだん)のありしは家(いへ)の運(うん)の傾(かたぶ)く時(とき)かさるにても憎(にく)きは新田(につた)の娘(むすめ)なり
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
かくて后(のち)弟(おとゝ)別家(べつけ)する時家の物二ツに分(わか)ちて弟に与(あたへ)んと母のいひしに、弟は家財(かざい)を望(のぞま)ず光る石を持去(もちさら)んといふ。
妾(しょう)も一旦(いったん)は悲痛の余り墨染(すみぞめ)の衣(ころも)をも着けんかと思いしかど、福田実家の冷酷なる、亡夫の存生中より、既にその意の得ざる処置多く、病中の費用を調(ととの)うるを名として、別家(べっけ)の際
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
ちょっとおかしいが姓は袴(はかま)、名は源兵衛といって五十五歳、その人の次男で広太郎、二十三でまだ部屋住み、養子にやるか別家(べっけ)させるか、金に不自由がない上に、父源兵衛の秘蔵息子
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)