“出發”のいろいろな読み方と例文
新字:出発
読み方割合
しゆつぱつ80.0%
た10.0%
たつ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
讀者(どくしや)諸君(しよくん)は未(ま)だ御記臆(ごきおく)だらう。我(わ)が弦月丸(げんげつまる)が將(まさ)に子ープルス港(かう)を出發(しゆつぱつ)せんとした時(とき)、何故(なにゆゑ)ともなく深(ふか)く私(わたくし)の眼(まなこ)に留(とゞま)つた一隻(いつさう)の怪(あやし)の船(ふね)を。
ロミオ そりゃ實(まこと)か?……おのれ、怨(うら)めしい運星(うんせい)めら!……俺(おれ)の宿(やど)を知(し)ってゐような。筆(ふで)と紙(かみ)とを手(て)に入(い)れて、そして驛馬(はやうま)をも傭(やと)うてくれ。今宵(こよひ)のうちに出發(た)たうわ。
自分(じぶん)の注文通(ちゆうもんどほ)り、喇叭(らつぱ)の聲(こゑ)で人車(じんしや)は小田原(をだはら)を出發(たつ)た。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)