“其換”の読み方と例文
読み方割合
そのかは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
別(べつ)にお寝室(ねま)と申(まを)してもございませんが其換(そのかは)り蚊(か)は一ツも居(ゐ)ませんよ、町方(まちかた)ではね、上(かみ)の洞(ほら)の者(もの)は、里(さと)へ泊(とま)りに来(き)た時(とき)、蚊帳(かや)を釣(つ)つて寝(ね)かさうとすると、何(ど)うして入(はい)るのか解(わか)らないので
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
非人(ひにん)が來(き)て、死者(ししや)の手(て)や、足(あし)を捉(とら)へて穴(あな)の中(なか)に引込(ひきこ)んで了(しま)ふのだ、うツふ! だが何(なん)でもない……其換(そのかは)り俺(おれ)は彼(あ)の世(よ)から化(ば)けて來(き)て、此處(こゝ)らの奴等(やつら)を片端(かたツぱし)から嚇(おど)して呉(く)れる、皆(みんな)白髮(しらが)にして了(しま)つて遣(や)る。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)