“人気”のいろいろな読み方と例文
旧字:人氣
読み方割合
ひとけ74.6%
にんき12.7%
じんき8.0%
ひとげ4.2%
フェイヴァ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何げなくお民はその庭の見える廊下のところへ出てながめると人気(ひとけ)のないのをよいことにして近所の猫(ねこ)がそこに入り込んで来ている。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
然う/\、津島(つしま)から乗り込んだのです。この辺は一帯に人気(にんき)の悪いところでしてね、旅の者と見ると随分酷いことをしたものです。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
俗界(ぞくかい)に於(お)ける小説(せうせつ)の勢力(せいりよく)斯(か)くの如(ごと)く大(だい)なれば随(したがつ)て小説家(せうせつか)即(すなは)ち今(いま)の所謂(いはゆる)文学者(ぶんがくしや)のチヤホヤせらるゝは人気(じんき)役者(やくしや)も物(もの)の数(かづ)ならず。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵、三文字屋金平(著)
その代り人気(ひとげ)のない薄明りの往来(わうらい)を眺めながら、いつかはおれの戸口へ立つかも知れない遠来の客を待つてゐる。前のやうに寂しく。
窓 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
その素晴しい人気(フェイヴァ)の二匹の馬をふたりのあいだに分けて、私はフラミンゴをとり、彼女はキャメルフォウドへ、各二磅(ポンド)ずつ賭けた——ところが! 馬運つたなく、両頭ともに後塵を拝して