“タン”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:たん
語句割合
湯22.2%
唐11.1%
嘆11.1%
旦11.1%
歎11.1%
炭11.1%
誕11.1%
鳶色11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
脂があつて、歯ぎれがよくつて、——え、何(なに)にする? まあ、湯(タン)へ入れるんですね。
LOS CAPRICHOS (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
せいの低いずんぐりした唐(タン)は素手で敵の歩哨に掴みかゝって、のど笛を喰い切り、銃と剣を奪ってくるような男だった。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
カカル秋(トキ)ニ意(オモ)ワザリキ、将星墜(オ)チントシテ、我今生(コンジョウ)ノ命スデニ終ラントスルヲ天ノ告ゲ給ウアラントハ。——謹ンデ静夜ヲ仰ギ、昭(アキラ)カナル天心ニ告(モウ)ス。北極元辰(ゲンシン)モマタ天慈ヲ垂レ地上ノ嘆(タン)ヲ聞キ給エ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
玉鼠(ギョクソ)金虎(キンコ)ニ随(シタガ)ッテ、奸雄一旦(タン)ニ休(ヤ)マン。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「憶老杜(ラウトヲオモフ)、髭風(ヒゲカゼ)ヲ吹(フイ)テ暮秋(ボシウ)歎(タン)ズルハ誰(タ)ガ子(コ)ゾ」「夜着は重し呉天(ごてん)に雪を見るあらん」
芭蕉雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「皆んなここで石炭をブチ撒けて引きあげろ。炭(タン)をあけて行くんだ」
坑鬼 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
諸葛氏ノ兄瑾(キン)、弟誕(タン)、並ビテ令名アリ。各〻一国ニ在ルガ故、人以テ曰(イ)ウ、蜀ハ龍ヲ得タリ、呉ハ虎ヲ得タリ、而(シカ)シテ、魏ハソノ狗(イヌ)ヲ得タリト。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
灌木の繁みに引っ掛っていた女の児の鳶色(タン)の帽子と、鳶いろのスェタアを発見してそれらをドロシイの有と認めたのは、其の辺の、その沼のような泥水の岸でだった。
双面獣 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)