“ゑり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
襟69.2%
頸23.1%
領7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石鹸(しやぼん)の氣取(きど)りたるも買(か)ふめり、おぬひは桂次(けいじ)が未來(みらい)の妻(つま)にと贈(おく)りもの〻中(なか)へ薄藤色(うすふぢいろ)の繻袢(じゆばん)の襟(ゑり)に白(しろ)ぬきの牡丹花(ぼたんくわ)の形(かた)あるをやりけるに、これを眺(なが)めし時(とき)の桂次(けいじ)が顏(かほ)
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
頸(ゑり)もと計(ばかり)の白粉(おしろい)も榮(は)えなく見(み)ゆる天然(てんねん)の色白(いろじろ)をこれみよがしに乳(ち)のあたりまで胸(むね)くつろげて、烟草(たばこ)すぱ/\長烟管(ながぎせる)に立膝(たてひざ)の無作法(ぶさはう)さも咎(とが)める人(ひい)のなきこそよけれ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
鼻はひくからねど鼻筋いたく窪(くぼ)みて、さらでも差いでたる額のいよ/\いちじるく、生際薄くして延びたる髮は領(ゑり)をおほへり。
暗夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)