“ゐみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
意味100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私(わたくし)も武村兵曹(たけむらへいそう)も實(じつ)に心(こゝろ)で泣(な)いたよ。此時(このとき)、吾等(われら)一同(いちどう)の沈默(ちんもく)は、千萬言(せんまんげん)よりも深(ふか)い意味(ゐみ)を有(いう)して居(を)るのであつた。
何(な)んだか深遠(しんえん)な人生(じんせい)の意味(ゐみ)が含(ふく)まれてゐるやうな氣がしてならなかツた。
虚弱 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
近(ちか)づいて見(み)ると、鐵門(てつもん)の上部(じやうぶ)には、岩(いわ)に刻(きざ)まれて「秘密(ひみつ)造船所(ざうせんじよ)」の五字(じ)が意味(ゐみ)あり氣(げ)に現(あら)はれて居(を)つた。
そゞろに床(ゆか)しく、懷(なつ)かしく、眼(まなこ)を揚(あ)げて、目前(もくぜん)に端然(たんぜん)たる松島大佐(まつしまたいさ)の面(おもて)を瞻(なが)めると、松島大佐(まつしまたいさ)も意味(ゐみ)あり氣(げ)に、私(わたくし)と武村兵曹(たけむらへいそう)の顏(かほ)とを見(み)くらべたが、例(れい)の虎髯大尉(こぜんたいゐ)と一寸(ちよいと)顏(かほ)を見合(みあ)はせて