“づか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遣37.1%
塚12.9%
柄9.7%
掴8.1%
捉4.8%
捕4.8%
費4.8%
仕3.2%
使3.2%
労3.2%
堠3.2%
疲1.6%
疲労1.6%
目遣1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夫人はようやく持前の言葉遣(づか)いと特色とを、発揮し出した。津田は挨拶(あいさつ)に困った。黙って少し様子を見るよりほかに仕方がないと思った。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
請取(うけとり)頓(やが)て古郷(こきやう)へ急ぎける斯(かく)て山路に掛り小松原を急ぐ程に身には荒布の如き半纏を纏(まと)ひし雲助二人一里塚(づか)の邊より諸共に出て前後より傳吉を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
えび鞘(ざや)の脇差が出る。柳鞘(やなぎざや)の大小が取り出される。さめ柄(づか)のよろい貫(どお)し、あずき塗りの野太刀、白鞘、巻絵鞘、見ていると幾腰出るかわかりません。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
俺(お)ら家(ぢ)の婆奴等(ばゝめら)構(かま)あななんて云(ゆ)つけが、えゝから汝等(わツら)默(だま)つて見(み)てろ、なんてそれから俺(おれ)ぐうつと頭(あたま)ふん掴(づか)めえて、斯(か)う俺(お)れ背中(せなか)こすつたな
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
ひょろひょろ転(ころ)げかけるところを無手(むず)と私の襟(えり)をひっ捉(つか)まえて、まるで賽(さい)の磧(かわら)の子供が鬼にふん捉(づか)まえられて行くような具合に、柵外へ掴(つか)み出されてしまった。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
仙「其の畜生に違(ちげ)えねえ、ふン捕(づか)めえれば宜かった、いめえましい事をしたな、ヤイ、丈助という奴は何処に居るか分らねえか、云えよ此の百姓、云わねえかよ」
私、あなたがつまらないとお思ひになる贈り物に、時間と勞力を無駄費(づか)ひしたくありません。
「西の丸仕(づか)えか。北の丸仕えか」
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして不用な荷物は今夜のうちにみんな倉地さんの下宿に送り返してしまって、わたしと愛子のふだん使(づか)いの着物と道具とを持って、すぐここに引っ越して来るように愛子にいいつけてください。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
唯さへおもしろからぬ此頃余計な魔がさして下らぬ心労(づか)ひを、馬鹿〻〻しき清吉めが挙動(ふるまひ)のために為ねばならぬ苦〻しさに益〻心平穏(おだやか)ならねど、処弁(さば)く道の処弁かで済むべき訳も無ければ
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
尚(な)お『正保図』には沼の東南岸に一里堠(づか)の記号を存し、側(そば)に「冬より春の内牛馬不通」と書いてある。
尾瀬雑談 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
その夜は、いくら飲んでも、酔(よ)いが廻(まわ)らず、空(むな)しい興奮と、練習疲(づか)れからでしょう、頭はうつろ、瞳(ひとみ)はかすみ、瞼(まぶた)はおもく時々痙攣(けいれん)していました。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
グヰンの方が余計にリケットを愛していつも附纏(つきまと)っていたので、近頃は甥も少しく鼻についていたらしかったのです。前の晩、私共は看護疲労(づか)れで夜中の一時過ぎに臥(やす)みました。
緑衣の女 (新字新仮名) / 松本泰(著)
大佐の目遣(づか)ひに気つきたる侯爵
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)