“けづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ケヅ
語句割合
削70.0%
刪18.0%
毛付4.0%
梳4.0%
刳2.0%
剡2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木曾(きそ)は檜木(ひのき)の名所(めいしよ)ですから、あの木(き)を薄(うす)い板(いた)に削(けづ)りまして、笠(かさ)に編(あ)んで冠(かぶ)ります。その笠(かさ)の新(あたら)しいのは、好(い)い檜木(ひのき)の香氣(にほひ)がします。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
又わたくしは事実を討(もと)むるに急なるがために、翫味するに堪へたる抒情の語をも、惜しげなく刪(けづ)り去つた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
思いのほかの大荒れで、奥筋(おくすじ)の道や橋は損じ、福島の毛付(けづ)け(馬市)も日延べになったとの通知があるくらいだ。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
家貧しければ身には一五三麻衣(あさごろも)に青衿(あをえり)つけて、髪だも梳(けづ)らず、履(くつ)だも穿(は)かずてあれど、面(かほ)は一五四望(もち)の夜の月のごと、笑(ゑ)めば花の一五五艶(にほ)ふが如(ごと)、綾錦(あやにしき)に一五六裹(つつ)める一五七京女﨟(みやこぢよらう)にも勝(まさ)りたれとて
或る物は手にて直(ただち)に握(にぎ)りしなるべく、或る物には柄(つか)を括(くく)り付けしならん。使用(しよう)の目的は樹木(じゆもく)を扣(たた)き切(き)り、木材を扣き割り、木質(ぼくしつ)を刳(けづ)り取り、獸(じう)を斃(たふ)し、敵(てき)を傷(きづつ)くる等に在りしと思はる。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
風早學士は、其の薄暗い物象と陰影とを眗(みまは)して、一種耐へ難い悲哀の感に打たれた……彼自身にも何んの所故(わけ)か、因(わけ)が解らなかツたけれども、其の感觸は深刻に彼の胸を剡(けづ)る。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)