“買人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいて75.0%
かひて25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
買人(かいて)が直ぐに幾十年の古酒だとか幾百年続いて居る貯蔵室だとか云う様に信ずると云う事だ、其のほか物を貯蔵する穴倉へ蜘蛛を欲しがる商売は随分あり
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
二三十円の十姉妹が五厘という下落相場、それも買人(かいて)なし貰人(もらいて)もなしで、山に放ち野に放ちであるそうな、先日大阪から飛行機に乗って上京した柳屋主人の談が面白い
資本(もとで)として是より見世の者へ云付代物(しろもの)に色を付景物(けいぶつ)に手拭(てぬぐひ)等を添て商(あきな)ひ或は金一分以上の買人(かひて)には袖口(そでくち)か半襟(はんえり)などを負(まけ)て賣(うり)ければ是より人の思ひ付よく追々(おひ/\)繁昌(はんじやう)なすに隨ひ見世を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
市日には遠近(ゑんきん)の村々より男女をいはず所持(しよぢ)のちゞみに名所(などころ)を記(しる)したる紙簽(かみふだ)をつけて市場に持より、その品(しな)を買人(かひて)に見せて売買(うりかひ)の直段(ねだん)定(さだま)れば鑑符(きつて)をわたし、その日市はてゝ金(かね)に換(か)ふ。