“半襟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はんえり91.1%
はんゑり7.6%
えり1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「全く大箆棒さ、こちとらなら、その三千兩で八方の借を拂つて、あの娘に半襟(はんえり)の一と掛も買つてやつて、大福餅の暴れ喰ひをやる」
伯父(おぢ)さま喜(よろ)んで下(くだ)され、勤(つと)めにくゝも御座(ござ)んせぬ、此巾着(このきんちやく)も半襟(はんゑり)もみな頂(いたゞ)き物(もの)、襟(ゑり)は質素(じみ)なれば伯母(おば)さま懸(か)けて下(くだ)され、巾着(きんちやく)は少(すこ)し形(なり)を換(か)へて三之(の)助(すけ)がお辨當(べんたう)の袋(ふくろ)に丁度(てうど)宜(よ)いやら
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
その時まだ「出」の姿で居たといえば、水車の裾模様を二枚重さねて、帯は吾妻錦、襦袢(じゅばん)は緋(ひ)の紋壁(もんかべ)にしおぜの白半襟(えり)、芸子髷に金の竹輪を掛け、花笄(はなこうがい)に平打の銀簪(ぎんかん)、櫛は白鼈甲(しろ)の利休形(りきゅうがた)
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)