“股”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
また55.6%
もも32.4%
もゝ8.0%
こ2.2%
あし1.5%
し0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は、ふと、木村重成(しげなり)と茶坊主の話を思い出した。それからまた神崎(かんざき)与五郎と馬子の話も思い出した。韓信(かんしん)の股(また)くぐりさえ思い出した。
親友交歓 (新字新仮名) / 太宰治(著)
ハラムは印度人の中(うち)でも図抜けの大男だった。背の高さが二米突(メートル)ぐらいあって左右の腕が日本人の股(もも)とおんなじ大きさをしていた。
ココナットの実 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
この時彼我等の方(かた)に對ひてその心をとめ、目をたゞ股(もゝ)のあたりに動かし、いひけるは。いざ登りゆけ、汝は雄々(をゝ)し。 一一二—一一四
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
「ほんとだとも」と、四股(こ)を踏んで「——的場(まとば)の仲間(ちゅうげん)まで、わし一人おいて、行ってしまったよ。右馬介、行ってみようよ」
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこで急いで剣を抽(ぬ)いて出ていって切りつけた。剣は怪しい男の股(あし)に中って一方の股が落ちた。怪しい男は悲鳴をあげて逃げていった。
阿英 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
均斉(きんせい)のとれた四股(し)、筋肉(きんにく)の見事さ。春とは見ちがえるばかり上(う)わ背丈(ぜい)も育っている。