“絵”のいろいろな読み方と例文
旧字:繪
読み方割合
え73.5%
ゑ18.4%
えが6.1%
か1.0%
ヱ1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてあの少年(しょうねん)の持(も)っていたような絵(え)の具(ぐ)や筆(ふで)があったら、自分(じぶん)にもきっと、あのようにいきいきと描(か)けるのであろうと思(おも)いました。
どこで笛吹く (新字新仮名) / 小川未明(著)
へゝい、お二人(ふたり)づれで。——旦那様(だんなさま)は、洋服(やうふく)で、それ、絵(ゑ)を描(か)く方(かた)が、こゝへぶら下(さ)げておいでなさる、あの器械(きかい)を持(も)つて居(ゐ)らしつけえ。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
さいえば天下の神人はすべて紙は穢れたる事に使うまじきや。また、津島の神主氷室氏、絵(えが)くに膠(にかわ)の入りたる墨を使わず、筆の毛は忌まざるにや
あたしは自分のお弁当をおまっちゃんに持っていってやったが、おまっちゃんは見向きもしないで、窓に石盤(せきばん)をのせて、色石筆(いろせきひつ)であねさまを絵(か)いていた。あたしも仕方なしに佇(たたず)んでいた。
歌比丘尼は、悪道苦患の掛軸を携へて、業報の贖(あがな)ひ切れぬ事を諭す絵(ヱ)解きを主として居た。