“竭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つく48.7%
つ43.6%
や2.6%
つか1.3%
つき1.3%
づ1.3%
ツク1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浜村蔵六が植桜之碑には堤上桜樹の生命は大抵人間と同じであるが故に絶えずこれが補植に力を竭(つく)さなければならぬと言われている。
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
甲州街道は大部分繃帯(ほうたい)した都落ちの人々でさながら縁日のようでした。途中で根(こん)竭(つ)きて首を縊(くく)ったり、倒れて死んだ者もあります。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
急に四辺(あたり)が明るくなって夜が明けたようになった。雨が竭(や)んで月の光が射してきたところであった。大異はやっと気がおちついた。
太虚司法伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
妾は気でも狂(ちが)ったのか知らと、お葉はつくづく自分の馬鹿馬鹿しさに愛想(あいそ)を竭(つか)した。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
怪物に魂を食わるるとその人個人として自存が成らず心身全滅して再生また極楽往きの望み竭(つき)ると懼(おそ)れたのだろ、このところ大いに仏説にどんな大地獄の罪極まる奴も再生の見込みあるとせると違う
大物主神(おおものぬしのかみ)顔を隠して夜のみ倭迹々姫命(やまとととびめのみこと)に通い、命その本形を示せと請うと小蛇となり、姫驚き叫びしを不快で人形に復(かえ)り、愛想竭(づ)かしを述べて御諸山(みもろやま)に登り去り、姫悔いて箸(はし)で陰(ほと)を撞(つ)いて薨(こう)じ
一、文ヲ論ジ事ヲ考フルニ各〻力ヲ竭(ツク)シ、モシ他ヲ駁(バク)ス所アラバ、虚心(キヨシン)之(コレ)ヲ議シテ独見ヲ執(ト)ルナカレ
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)