“空敷”の読み方と例文
読み方割合
むなしく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
投(なげ)空敷(むなしく)なりたりけり案(あん)ずるに鬼女の如き面體(めんてい)になりしを恥(はぢ)て死にけるか但(たゞし)亂心にや一人は末(すゑ)に名を上一人は末(すゑ)に名を穢(けが)せりと世に風聞(さた)せしとなん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
盡(つく)したれど定業(ぢやうごふ)は逃(のが)れ難く母は空敷(むなしく)なりにけり兵助の愁傷(しうしやう)大方ならず然(され)ど歎(なげき)て甲斐(かひ)無事(なきこと)なれば泣々も野邊の送りより七々四十九日の法(いと)なみもいと懇(ねんご)ろに弔(とふら)ひける。
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
晴さんとの惡念(あくねん)芽(きざ)しけるこそ恐ろしけれ斯て吾助は好(よき)機(をり)あれかしと隙(ひま)を窺(うかゞ)ひけるに喜内は何事も愼み深く其上武術に達しければ憖(なまじ)ひに手出を成(なし)て仕損じては一大事と空敷(むなしく)半年餘りを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)