“眺望”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ながめ48.8%
ちょうぼう43.8%
てうばう3.8%
みわたせ2.5%
てうぼう1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上から下げられてある桜の釣花の、紙細工の花弁が枝からもげて、時々舞台へ散ってくるのも、なかなか風情のある眺望(ながめ)であった。
仇討姉妹笠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
燦爛(きらびや)かなる扮装(いでたち)と見事なる髭(ひげ)とは、帳場より亭主を飛び出さして、恭(うやうや)しき辞儀の下より最も眺望(ちょうぼう)に富みたるこの離座敷(はなれ)に通されぬ。
書記官 (新字新仮名) / 川上眉山(著)
小山と小山との間に一道の渓流(けいりう)、それを渡り終つて、猶其前に聳えて居る小さい嶺(みね)を登つて行くと、段々四面(あたり)の眺望(てうばう)がひろくなつて
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
毛氈(まうせん)を老樹(らうじゆ)の下(もと)にしき烟(たばこ)くゆらせつゝ眺望(みわたせ)ば、引舟は浪に遡(さかのぼ)りてうごかざるが如く、下(くだ)る舟は流(ながれ)に順(したが)ふて飛(とぶ)に似(に)たり。行雁(かうがん)字をならべ帰樵(きせう)画をひらく。
眺望(てうぼう)すると、北(きた)の一方(いつぽう)は吾等(われら)が渡(わた)つて來(き)た大洋(たいやう)で、水天髣髴(すいてんほうふつ)として其(その)盡(つく)る所(ところ)を知(し)らず、眼下(がんか)に瞰(み)おろす海岸(かいがん)には、今(いま)乘捨(のりす)てゝ來(き)た端艇(たんてい)がゆらり/\と波(なみ)に揉(も)まれて、何時(いつ)の間(ま)に集(あつま)つて來(き)たか