“爺樣”のいろいろな読み方と例文
新字:爺様
読み方割合
ぢいさま50.0%
ぢさま25.0%
ぢいさん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「先生(せんせい)さん戯談(じやうだん)いつて、なあにわしや爺樣(ぢいさま)に打(ぶ)たれたんでさ」勘次(かんじ)は只管(ひたすら)に醫者(いしや)の前(まへ)に追求(つゐきう)の壓迫(あつぱく)から遁(のが)れようとするやうにいつた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
俺(お)らにこんで爺樣(ぢさま)が代(でえ)の借金(しやくきん)拔(ぬ)けねえで居(え)んだからそれせえなけりや泣(な)かねえでも畢(を)へんだよ、そんだがそれでばかり動(いご)き取(と)れねえな
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
これ大弓場(だいきうば)の爺樣(ぢいさん)なり。人(ひと)に逢(あ)へば顏相(がんさう)をくづし、一種(いつしゆ)特有(とくいう)の聲(こゑ)を發(はつ)して、「えひゝゝ。」と愛想(あいさう)笑(わらひ)をなす、其顏(そのかほ)を見(み)ては泣出(なきだ)さぬ嬰兒(こども)を——、「あいつあ不思議(ふしぎ)だよ。」とお花主(とくい)は可愛(かはい)がる。
神楽坂七不思議 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)