“泣々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なく/\50.0%
なきなき12.5%
なき/\12.5%
なくな12.5%
なくなく12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と泣々(なく/\)ずっと起(た)って来ますと、先刻(せんこく)から此の様子を聞いていまして、気の毒になったか、娘のおいさが紙へ三円包んで持ってまいり
「ええ、呼べなくッて、」と泣々(なきなき)いいながら、立とうとするのを、婆がむずと掴(つか)まえた。
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
乞(こ)うて其上に山田と計て死骸をば泣々(なき/\)寺へ葬(はうむ)りけり不題(こゝにまた)其頃の北町奉行は大岡越前守忠相(たゞすけ)というて英敏(えいびん)活斷(くわつだん)他人(ひと)に勝(まさ)り善惡邪正(じやせい)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
流して只今御尋ねに付思ひ出し候ても歎(なげ)かは敷(しき)は私し事其前夜より病氣にて立起も自由成(なら)ずして當朝(たうてう)弟十兵衞出立(しゆつたつ)の見送りも致さず獨(ひと)り立せしゆゑ闇々(やみ/\)と人手に掛り相果候事殘念今に忘れ申さず候と泣々(なくな)く申立ければ越前守殿是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
(略)お熊は泣々(なくなく)箕輪(みのわ)の無縁寺(むえんでら)に葬むり、小万はお梅を遣(や)ッては、七日七日の香華(こうげ)を手向(たむ)けさせた。
里の今昔 (新字新仮名) / 永井荷風(著)