“歳(つ)” の例文
かれは退屈すると一軒おいて隣の家に出かけて行って、日当たりのいい縁側に七歳(つ)八歳(つ)ぐらいの娘(むすめ)の児を相手に、キシャゴ弾(はじ)きなどをして遊んだ。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
何日もの如く三歳(つ)になる女の兒の帶に一條の紐を結び、其一端を自身の足に繋いで、危い處へやらぬ樣にし、切爐(きりろ)の側に寢そべつて居たのが、今時計の音に眞晝の夢を覺されたのであらう。
雲は天才である (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)