“旗野”の読み方と例文
読み方割合
はたの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
加州(かしう)金沢市古寺町(ふるでらまち)に両隣(りやうどなり)無(な)き一宇(いちう)の大廈(たいか)は、松山某(なにがし)が、英、漢、数学の塾舎となれり。旧(もと)は旗野(はたの)と謂(い)へりし千石取(せんごくどり)の館(やかた)にして、邸内に三件の不思議あり、血天井(ちてんじよう)、不開室(あかずのま)、庭の竹藪是(これ)なり。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
又(また)ひやりとした、旗野(はたの)は、名(な)を禮吉(れいきち)と云(い)ふ、美術學校(びじゆつがくかう)出身(しゆつしん)の蒔繪師(まきゑし)である。
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
「否(いゝえ)、見(み)はいたしませんもの、ですがね。旗野(はたの)さん、」
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)