“振垂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶらさが50.0%
ぶらさ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此隙(このひま)に私は母と談判を始めて、今晩一晩泊めて遣ってと、雪洞(ぼんぼり)を持った手に振垂(ぶらさが)る。母は一寸(ちょっと)渋ったが、もう斯うなっては仕方がない。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
動物的の愛なんぞは何処かの隅に窃(そっ)と蔵(しま)って置き、例の霊性の愛とかいうものを担(かつ)ぎ出(だし)て来て、薄気味悪い上眼を遣って、天から振垂(ぶらさが)った曖昧(あやふや)な理想の玉を睨(なが)めながら
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
その後(あと)より続いて出てお出でなさるは孰(いず)れも胡麻塩(ごましお)頭、弓と曲げても張の弱い腰に無残や空(から)弁当を振垂(ぶらさ)げてヨタヨタものでお帰りなさる。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)