“弓端”の読み方と例文
読み方割合
ゆはず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神代紀に雀を碓女(うすめ)とし、崇神朝に定めし貢(みつぎ)に『男の弓端(ゆはず)の調、女の手末(たなすえ)の調』とあり、万葉集に『稲つけばかゝる吾が手を今宵もか、殿の和(わ)く子がとりてなげかむ』
ここに天の下平ぎ、人民(おほみたから)富み榮えき。ここに初めて男(をとこ)の弓端(ゆはず)の調(みつき)一四、女(をみな)の手末(たなすゑ)の調一五を貢(たてまつ)らしめたまひき。かれその御世を稱(たた)へて、初(はつ)國知らしし一六、御眞木(みまき)の天皇とまをす。
男から弓端(ゆはず)の調(みつぎ)といって、弓矢でとった獲物(えもの)の中のいくぶんを、女からは手末(たなすえ)の調(みつぎ)といって、紡(つむ)いだり、織ったりして得たもののいくぶんを、それぞれ貢物(みつぎもの)としておめしになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)