“店口”の読み方と例文
読み方割合
みせぐち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平次と八五郎が鍵屋の店口(みせぐち)を避(よ)けて、お勝手口から入つて行くと、下女の取次に驚いて、主人の源兵衞が頭を出しました。
藏庫(くら)は河岸(かし)に揃(そろ)つて、荷(に)の揚下(あげおろ)しは船(ふね)で直(す)ぐに取引(とりひ)きが濟(す)むから、店口(みせぐち)はしもた屋(や)も同(おな)じ事(こと)、煙草盆(たばこぼん)にほこりも置(お)かぬ。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
糸織(いとおり)の小袖(こそで)を重(かさ)ねて、縮緬(ちりめん)の羽織(はおり)にお高祖頭巾(こそづきん)、脊(せい)の高(たか)き人(ひと)なれば夜風(よかぜ)を厭(いと)ふ角袖外套(かくそでぐわいとう)のうつり能(よ)く、では行(い)つて來(き)ますると店口(みせぐち)に駒下駄(こまげた)直(なほ)させながら、太吉(たきち)
うらむらさき (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)