“取引”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とりひき80.0%
とりひ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつも、こうした取引(とりひき)にかけては、万事(ばんじ)、自分(じぶん)を見(み)まねていて、ぬけめがないとは思(おも)いましたが、念(ねん)のためにきいたのでした。
トム吉と宝石 (新字新仮名) / 小川未明(著)
わしはわしの血を一滴づつ取引(とりひき)するよりも、わしの腕の血管を自ら剖(さ)いて、彼女にかう云つてやりたかつた。
クラリモンド (新字旧仮名) / テオフィル・ゴーチェ(著)
藏庫(くら)は河岸(かし)に揃(そろ)つて、荷(に)の揚下(あげおろ)しは船(ふね)で直(す)ぐに取引(とりひ)きが濟(す)むから、店口(みせぐち)はしもた屋(や)も同(おな)じ事(こと)、煙草盆(たばこぼん)にほこりも置(お)かぬ。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
宇宙を小馬鹿(こばか)にしたような、ぬけぬけしいおとなしさだ。だから、太陽の光線とじか取引(とりひ)きである。
かの女の朝 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)