“居士”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こじ98.0%
コジ2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉄腸居士(こじ)を父とし、天台道士を師とし、木堂翁(ぼくどうおう)に私淑していたかと思われる末広君には一面気鋒の鋭い点があり痛烈な皮肉もあった。
工学博士末広恭二君 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
泥足(どろあし)のまま臆(おく)するところもなく自ら先に立って室内へ通った泰軒居士(こじ)、いきなり腰をおろしながらひょいと忠相の書見台をのぞいて
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
居士(コジ)は、人命犯(じんめいはん)には必(かな)らず萬已むを得ざる原因ある事(こと)を言(い)ひ、財主(ざいしゆ)の老婆(ろうば)が、貪慾(どんよく)を憤(いきど)ふるのみの一事(いちじ)にして忽(たちま)ち殺意(さつい)を生(せう)ずるは殺人犯の原因としては甚だ淺薄なりと言(い)ひ
「罪と罰」の殺人罪 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
余(よ)は學海居士(ガクカイコジ)の批評(ひゝよう)に對(たい)して無用(むよう)の辨(べん)を費(つい)やさんとするものにあらず、右(みぎ)に引(ひ)きたるは、居士(コジ)の批評法(ひゝやうほふ)の如何(いか)に儒教的(じゆけふてき)なるや、いかに勸善懲惡的(くわんぜんてふあくてき)なるやを示(しめ)さんとしたるのみ
「罪と罰」の殺人罪 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)